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海外水ビジネス、民間企業が初受注 [北九州市]

海外水ビジネス、民間企業が初受注

水ビジネスへの参入に力を入れている北九州市と松尾設計(八幡東区)、東芝(東京)による共同事業体が28日、ベトナムの海外水ビジネスをめぐる厚生労働省の調査事業を受注した。民間企業が受注したのは市の海外水ビジネス推進協議会の加盟企業112社の中で初めてのケースとなった。

 調査事業の受注額は320万円。来年1月からベトナムのハイフォン市に敷設されている既存の配水管を調べたり、新しい配水管網を作る事業費の見積もりを調べたりする。松尾設計が管路、東芝が流量の監視、北九州市が全体の助言を担当する。

 協議会は昨年8月、海外水ビジネスへの参入をめざし、市が音頭をとって地元企業を中心に発足。現在は112社が加盟している。カンボジアなどから市が請け負うケースは増えていたが、これまで民間企業はまだ受注できていなかった。

 市は10月、漏水箇所を特定しやすくする配水管網を整備するにあたっての調査を請け負うことで、ハイフォンと合意。費用は日本政府の予算でまかなうと決め、市が厚労省や経済産業省などの事業を探していた。

 厚労省がベトナムにおける海外水ビジネスの可能性を探る事業を募集していたが、対象は民間を主体とする条件だったことから、協議会に呼びかけ、松尾設計など2社が応じていた。

 水ビジネスでは、調査など初期段階から日本企業が参加すれば、設計などの際、海外企業より日本勢が有利になる可能性が高くなる。

 市水道局は「今後の設計コンサルティングなどでも加盟企業の受注につなげていきたい」と今後の展開に期待している。


今回の金額は大きくはなく、将来的に大きな受注へとつながれば良いのですが、横取りしようとしている国があるんで気をつけて!
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